エコノミークラス症候群 妊婦の方がかかるリスクは〇倍!?
女性のためのからだづくりのお手伝い
ペリネケアアドバイザーの大林まつ乃です。
熊本地震、まだまだ余震が続いていますね。
テレビで「只今、震度〇の自身がありました」というニュースが流れるたび、
被災された方々の、いつ終わるかわからない不安を思うと胸が苦しくなります。
離れた土地で、
今できることを、
できるかたちでやるしかありません。
長期にわたる避難生活。
カラダを動かさないことで血管がつまるエコノミークラス症候群が懸念されていますね。
限られた空間での避難生活、車中泊をするかたも多いとのことで、そのリスクはさらに高まっています。
エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)とは長時間同じ姿勢で坐っていたりすると、足の血管の血液に血液がたまり、膝の裏や太ももの奥にある静脈に血のかたまりができてしまうことです。
この血の塊がはがれて血液の中に流れ出してしまうと、肺の細い血管をふさいで(肺塞栓症)場合によっては死に至ることもあり、大変危険です。
実は、妊婦さんは、妊娠してない方より血栓塞栓症にかかるリスクが6倍も高いといわれています。エストロゲンとプロゲステロンの上昇が関係しているとか・・
「妊婦マッサージ」 医道の日本社2014より引用
足の血栓の特徴的な症状としては、急なむくみの増加(急に片方だけがむくむなど)、部分的な腫れや熱感、発赤。また、太ももの奥の方やふくらはぎの痛みやうずきを伴うむくみは要注意です。
こうした症状が見られた場合、運動は禁忌。
むくんでいるからと言ってむやみにマッサージすることも絶対にやめてください。
ただでさえ妊娠中はむくみやすいですよね。
腫れや痛みがある、
「なんかおかしいな?」
と思ったら自己流で対処せず、受診をおすすめします。
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