セルフチェック!理想的な立位姿勢のポイントは?
女性のためのからだづくりのお手伝い、
理学療法士・ペリネケアアドバイザーの大林まつ乃です♪
「良い姿勢で立ちましょうー!」
私の講座で必ず毎回言うセリフなのですが、
そもそも良い姿勢ってどんな姿勢なんでしょうか?
理学療法士が”姿勢”をみるとき、
ランドマークといわれる解剖学的な指標が床と垂直に一直線に並んでいるかどうかなどを
を確認したりします。
例えば、横から姿勢をみるときは上から、
耳たぶ(耳垂)、
肩の端あたり(肩峰)、
股関節のを動かしたときにぐりぐりと動く外側の硬い骨(大転子)、
膝の真ん中よりやや前(膝蓋骨後面)、
外くるぶしの前あたり(外果の前方)
が一直線上に並んでいるのかどうか。
(基礎運動学 第5版より引用)
一直線上から逸脱した部分があると、本来頑張らなくていい部分が
極端に頑張っていて、こりや痛みとして出てきたり、関節の動きが悪くなっていたりと
いろんな症状が出てきます。
そして、見かけ上もあまり美しくなくなります。
デスクワークが多い方や産後のママさんなんかは肩の端っこより耳たぶがだいぶ前の方にある方がとっても多いです。
そして肩や首の痛みを訴えている方もとっても多いです。
耳たぶと肩の端が一直線に並んだときを0度として、
首を30度曲げたとき、首にかかる負担は18キロ
45度曲げると22キロ、60度で27キロもかかります。
すんごい姿勢でPC作業や授乳。
痛みが出ても不思議じゃあ、ありません。
長い年月、変な姿勢でい続ければ、骨の変形にもつながります。
変なくせもついちゃいます。ボディーイメージも崩れるため、
無意識に癖となった姿勢に・・・・。
街を歩いていて、信号待ちで並んだお隣の方の姿勢から、
この方の仕事絶対デスクワークだ!
しかもノートPC使用!
って、だいたい分かります(笑)
たまには自分の立ち姿、
写メでも撮ってもらって、
姿勢チェックしてくださいね♪
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